2017年の作品展

 

 

 

 

[1月]

 

 

 

 

1月4日~15日 「第4回 新春日本画展」

 

出品作家:庄子幸一、安住小百合、梅森さえ子、大泉佐代子、奥山和子、佐々木啓子、佐藤朱希、佐藤勝昭、新藤圭一、中畑富佐江、三浦孝、三浦長悦、毛利洋子、青木陽一郎、阿部志宇、阿部淑子、遠州千秋、及川尚子、小川品子、数本冴英佳、鹿俣初江、加美山裕子、菊地禮蔵、熊谷融、熊谷理慧古、高瀬滋子、土屋薫、三浦ひろみ

 

2013年初頭から毎年開催してまいりました「新春日本画展」も4回目を迎えました。今回は、宮城県芸術協会 絵画部 日本画部門 運営委員13名、会員15名、あわせて28名の作家の皆様のご参加となりました。多種多彩な作品がそろっておりますので、新春を日本画と共にお過ごし頂きたく、ご案内申し上げます。 ―晩翠画廊―

 

 

私の創った花入に花を入れ、私の造ったカップでお茶を楽しむ。

絵と陶。どちらもやめられず。まだまだ試行錯誤しながらの作品ばかりですが、ご来場をお待ちしております。 ー小川 和子ー

 

 

1月24日~29日「長崎五島列島を描く スケッチ作品展 」

 

出品者:池田 ミチ、大槻 弘子、佐々木 勉、其田 章、長谷部 榮佑、渡邊 雄二、渡辺 雄彦

 

熊本地震の後だったが、長崎には断層もなく、地震が殆どない地域で、快適な旅であった。特に五島列島の教会群は魅力的で、このスケッチ展で、その一端でもご覧いただければと存じます。 ー渡辺 雄彦ー

 

 

 

 

 

 

[2月]

 

 

 

 

 

 

1月31日~2月5日「 SQ展(SQUARE EXHIBITION) 』宮城教育大学大学院生4人展 」

 

出品者:齊藤充輝、佐々木莉央、佐藤聖大、佐藤麻依子

 

齊藤充輝(塑造)、佐々木莉央(木彫)、佐藤聖大(銅版画)、佐藤麻依子(紙版画)4人によるグループ展です。全員のイニシャルがSであった偶然をきっかけに、4つのSという意味で SQUAREを展覧会名としました。4人それぞれの個性を生かした作品を制作いたしました。どうぞご覧下さい。 ―出品者一同―

 

 

 

 

2月7日~12日「六花展 東北生活文化大学 学科内コンクール受賞者展 」

 出品者:今野智美、雲切皇太、齋藤李奈、佐藤雛乃、小山若奏、佐藤李菜

 

2016年10月大学祭時に開催されました「第43回生活美術学科内コンクール」におきまして特別賞、晩翠画廊賞を受賞した6名の学生の展覧会です。絵画を中心とした平面作品が主な内容になります。その時の受賞作品と、その後の新作で構成されます。見どころは、それぞれの感性と技法がうまく結びついたところだと思います。

鑑賞者の方々に、それぞれの作品が何かを訴えかけ、それが心に残り、観に来て良かったと思っていただける展覧会になればと期待しています。 ― 東北生活文化大学 家政学部 生活美術学科 教授 三上秀夫 ―

 

 

2月14日~19日「それぞれのひな展」

出品者:菅羊子(彫金)、田中真理(ステンドグラス)、ノサカエミ(木彫)、八柳みゆき(立体造形)

 

 

雛の季節によせて 、様々な素材と表現による作家たちが集まりました。うららかな春の日をこころ待ちにしつつ、想いをこめた、それぞれの「ひなのかたち」をお楽しみください。 ―出品者一同―

 

 

2月21日~26日「古山拓展 pot still」≫

選びとる行動と、そこから生まれくる体験は、さまざまなかたちになり心に沈んでいきます。わたしにとって「暮らす」とは、それらをすくいとり蒸留する行為のような気がしています。今回は旅や日常を仕込み水に、あらたに蒸留された印象を展示します。 ―古山 拓―

 

 

 

 

[3月]

 

 

 

 

 

 

2月28日~3月5日「硝子×陶×漆 女流工芸作家3人展」

出品作家:硝子・鎌田祥子(秋田) 陶・小鯖美保子(宮城) 漆・中村彩子(青森)

 

東北には魅力的な伝統工芸と呼ばれるものが数多く存在します。 今回は現代の工芸に携わる3人の女流作家をご紹介いたします。

早春のみぎりに、3人の新しい力・作品を通して「東北」について、「手仕事」について考えるきっかけになれば幸いです。 ―晩翠画廊―

 

 

 

 

3月7日~12日「東北芸術工科大学 洋画コース教員展」

 

 出品者:石井博康、木原正徳、瀬島匠、鴻崎正武、青山ひろゆき、室井久美子、小田志保、村上滋郎

 

自然豊かな山形の地から、芸術・デザインを発信し続ける東北芸術工科大学 芸術学部 美術科 洋画コースの教員8名の展示になります。

多様な表現方法を用い、示唆に富んだ意欲的な作品を、ぜひご高覧賜りたくご案内申し上げます。 ―晩翠画廊―

 

 

左作品は石井博康・作

  

鍛金(たんきん)とは、金属の板や棒を金鎚で打ち叩き成形する金属工芸の伝統的な技法です。

いきものをモチーフとしたオブジェを中心に花器や燭台などの実用の作品も展示いたします。

ご高覧いただければ幸いです。 ―嵯峨 卓―

 

 

doodle【dúːdl】は日本語で「いたずら書き」の意味があります。

透明アクリル板の裏側から描くオリジナル技法のクリアグラフは、はじめに描いた線がいつまでも画面に残ります。

そこに、銅版画のエッチングと似た潔さと即興性を感じています。後から消す事のできない線。それを楽しみながら

自由気ままに描いた作品が「Doodle」です。  ー綿引 明浩―

 

 

 

 

[4月]

 

 

 

 

 

 

3月28日~4月2日 「木下恵介展 線と写生5」≫

  

2014年の個展から身近な風景を中心に描くようになりました。

朝のジョギングで接する風景をシンプルに描くことは、すごく新鮮な体験であり、風景に包まれるような臨場感を

表現したいと考えています。また、モノトーンで描く風景と並行し、パネルに薄く原色の線を塗り重ねる作品など

以前からの制作も続けています。

様々な表現の総体が自分の表現だと思います。 ―木下 恵介―

 

 

4月4日~4月9日 「野の花を描く仲間たち 8人展」

出品者:菊地英子、千葉郁男、宮武眞澄、太宰ふじ子、広岡さだ子、鈴木恵子、桜井恵子、越河芙佐江

 

野の花が大好きで花の水彩画が描けるようになりたい、と集まった仲間たちが十数年の間に、いつの間にか宮城水彩画会の会員・会友になりました。いつの日か花たちが喜んでくれる花の絵が描けたら・・・と夢を抱きながら続けております。

明るいギャラリーの中で、ひと足早い百花繚乱の春を、お気軽に楽しんでいただけましたら、この上ない幸せと存じます。  

―野の花を描く会・主宰 越河芙佐江―

 

掲載作品:"たゆたう" F60号 水彩 越河芙佐江

 

 

4月11日~4月16日 「改組 新 第3回日展 入選者展」

出品者:<賛助出品>渡辺雄彦、佐藤朱希、伊勢崎勝人 <入選者>天笠慶子、松永弘、吉澤光子、頼住美根生、我妻宏也

 

昨年に続いての入選者展です。入選者が昨年と大きく入れ替わりましたが、年々厳しくなる難関を見事突破した方々の小品をお楽しみください。―渡辺雄彦―

≪日展について≫

「日展」は、「日本美術展覧会」の略称で、日本で最大の規模を誇る公募展であり、第1科 日本画 ・ 第2科 洋画 ・ 第3科 彫刻 ・ 第4科 工芸美術 ・ 第5科 書 から成り立つ。平成26(2014)年の組織改革に伴い、「日展」の名称を「改組 新 日展」と改め、同年「改組 新 第1回日展」として開催された。「改組 新 第3回(平成28年)日展」の応募点数と入選点数を見てみると、第1科日本画 では、応募数475点、入選数213点、第2科洋画では応募数1,910点、入選数622点であった。

 

 

4月18日~4月23日 「岸上まみ子  陶芸展」≫

  

主に植物・鳥などを下絵付けした器を制作しております。

これからも美しい器を作れますよう努力していきたいです。 ―岸上 まみ子―

 

岸上さんは、ろくろで器をつくり、素焼きの状態の器に絵を描きます(下絵付け)。素焼きの器は水分を吸収しやすく、細い線を描く時はとても神経を使うと聞きます。

岸上さんの作る器の形と絵付けには、誰にも真似できない凜とした美しさがあります。―晩翠画廊―

 

 

4月25日~4月30日 「第79回河北美術展受賞者 小品展」

<出品者>

【日本画】大槻勝美、服部珠枝、新藤圭一、野上彦喜、千葉勝子、奥山和子 

【洋 画】畑中良二、小野寺さゆり、三浦日奈子、阿部正彦、遠藤健司、鈴木千津、堀井明美、油井京佳、菅原典子、佐藤和達、佐藤美栄子、渥美裕司、林しづ子、本郷貞子

【彫 刻】中山丈志、鈴木満、宍戸美咲、畠山卓也  以上24名

 

前年度(第79回)河北美術展にて受賞された皆様による小品展でございます。自然、生物、人物、静物、花などを通して伝わってくる存在感を、それぞれ豊かな感性で表現されております。そのメッセージを受け止めていただきたく、ご来場をお待ち申し上げております。 ―晩翠画廊―

 

 

 

 

 

 

[5月]

 

 

 

 

 

 

5月2日~5月7日 「Etude Prologue Art 2017」

故郷に桜は今年も咲いてくれました。アトリエクマガイ藝術学院を巣立った女性たちが、今春もエチュード<練習曲>という名の展覧会を開催いたします。日本画・版画・陶芸・漆芸・オブジェ・洋画・アクリル・ミクストメディアなど、素敵なエチュードを奏でます。東北の美しい風土に育まれた個性豊かな作品を、故郷の人々に広く発表し、お楽しみいただける事を願っております。

-アトリエクマガイ藝術学院 塾長 熊谷 理慧古-

 

出品者:大和奈緒美、佐藤ゆき江、渡辺綾、遠藤圭、若松芽衣、青木みのり、森谷芽衣、川崎真実子、齊藤桃子、小野奈佳子、石川久里子、品川咲貴子、高橋菜摘、小野寺唯、大沼茜、熊谷理慧古、<賛助出品>熊谷融

 

うつわを愛で、食を楽しむ文化はヒトだけのもの。

完璧な作品など、一朝一夕には生まれないけど、その難しさこそがうつわ創りの魅力・・・ -村松 淳-

 

植物画家 Ate Kuma。(熊谷 将宏)が描く花と人の物語。

自身がもっとも愛する琳派の世界観と現代のボタニカルズを融合させ、花々を誕生花をテーマに表現し花の物語を紡ぎます。是非、あなただけの花と人の物語を紡いでみてはいかがでしょうか。 -Ate Kuma。(熊谷 将宏)-

 

 

5月23日~5月28日 「薬師寺章雄展  Autunno」≫

  

昨年10月から12月まで文化庁海外派遣にてミラノに版画研修で滞在してまいりました。

今回はミラノの工房で制作しました作品を含め約25点ほどの展示をさせて頂きます。合わせてミラノ滞在の資料なども置きたいと思います。どうか、ご高覧のほど宜しくお願いい申し上げます。-薬師寺章雄-

  

5年ぶりのスケッチ展になります。

日々のスケッチ教室や蔵王写生会などで描いた仙台と近郊のスケッチ作品を多数展示いたします。この間になくなってしまった風景もあり、変化は早いものだと感じます。

風景の中に身を置いて仕上げた作品から、現場の空気と臨場感を感じていただければ幸いです。-柴田 治-

 

 

 

 

[6月]

 

 

 

 

 

 

6月6日〜6月11日 「東北芸術工科大学 日本画教職員展」 

         

出品者:金子朋樹、末永敏明、財田翔悟、長沢明、番場三雄、三瀬夏之介、吉田悠希(50音順)

 

東北芸術工科大学の日本画出身者たちが今日の美術界を賑わしています。

今展では彼らの指導者の皆様の作品を展示いたします。伝統美・自然観・現代性などを各々が確立した独自の表現で呈示されております。

絵画を通して文化を担う表現者たちの社会との遭遇は展覧会場で叶えられます。美術は過去・現在・未来へと繋がる役割を歴史の中で果たしてきました。

是非ご高覧いただき素敵な時をお過ごしていただきたく存じます。―晩翠画廊―

 

 

6月13日〜6月18日 「晩翠画廊特別企画 蒼龍ワインラベルコンペⅧ」 

           

 ≪参加校≫ 大学 : 東北芸術工科大学・東北生活文大学・宮城教育大学  高校 : 東北生活文化大学高等学校・宮城県宮城野高等学校

 

絞りたてぶどうのフレッシュさと学生さんの若さ溢れる新鮮な感覚で制作された絵画によるコンビで2010年にスタートした「ワインラベルコンペ」も8年目となりました。

今回のテーマは「輝く」でございます。

今年はどのような作品が出展されているのか存分にお楽しみ頂きたいと存じます。 ―晩翠画廊―

「赤いスクーター/リスボン・ポルトガル」SM

 

ドイツ・マインツをベースに行きたいとずっと思っていた国や偶然寄り道できた国、町で出会った好きなシーンなど、4年ぶりの旅シリーズ.新作約30点。

” ちょい住み” ならではのちょっと贅沢な 散歩を感じていただけたらと思います。―佐々木洋子― 

 

 

6月27日〜7月2日 「広瀬窯 加藤晋 作陶展 」≫

「赤いスクーター/リスボン・ポルトガル」SM

  

 暮らしの中で使われて生きる器であるよう心がけて制作しております。

これから向う夏にふさわしい涼しげな表情の器を中心に展示いたします。ぜひご来場いただきますようご案内申し上げます。

-加藤 晋-

 

 

 

 

[7月]

 

 

 

 

「赤いスクーター/リスボン・ポルトガル」SM

 

私は、統合失調症を患っています。

入院したこともあり、私の話を誰にも真剣に聴いてもらえず、「ずっとこのまま、独りぼっちなのか。」と思っていました。それは、とても恐ろしいことでした。だから私は私の気持ちを絵に描くことにしました。絵は描いていると、どんどん描きたい気持ちが溢れてきます。私の絵は、いろいろなところで展示され、私の気持ちは色々な人の目にとまるようになってきています。私はとても嬉しいです。なぜなら、聴いてもらえなかった私の気持ちが絵になって、沢山の人に観てもらえるからです。観る人によって絵の解釈は違うと思います。

私の気持ちを描いた絵を観て、色々な感想を持つのは、まるで絵を通して会話をしているようです。

皆様、どうぞ私の絵を観て、解釈してください。-浅野 春香-

 

「赤いスクーター/リスボン・ポルトガル」SM

  

 今回は、普段着での作品ともいえるサラッとした世界を描いて頂きました。

リアリズムを極めるべく立ち向かわれている姿に感動を覚えるのですが、本展は素のままの作品を展示いたしております。

是非ご来場賜りますようお待ちいたしております。-晩翠画廊-

 

 

 

 

7月18日〜7月23日 「 其田章 水彩画展 」≫

「鐙瀬溶岩海岸」4号
「鐙瀬溶岩海岸」4号

 

日頃描く市内の自然風景スケッチ、所属する会の例会やスケッチ旅行で描いた水彩画を展示いたします。透明水彩画の空気の通り道がわかるような爽やかな色彩で描いた風景画を中心に静物画・人物画数点展示いたします。

是非 足をお運びください。-其田 章-

 

 

「ついさっきまで夏だった」F3
「ついさっきまで夏だった」F3

 

みじかい季節、夏をテーマにした新作のアクリル画と紙板版画を展示致します。

DMの作品は昨年、詩人武田こうじさんの活動20周年記念に描き下ろした作品「ついさっきまで夏だった」です。

仙台では未発表の作品や在仙作家とのコラボ作品なども展示致しますので是非ご覧くださいませ。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。ー 越後 しの ―

 

 

 

 

 

 

[8月]

 

 

 

 

 

 

8月1日〜8月6日  本郷けい子 ジェームズ・オペ 2人展「七夕の風 ふわり」

本郷けい子 ジェームズ・オペ 2人展「七夕の風 ふわり」

 

子供の頃からの懐かしい記憶にある七夕さん。

仙台七夕はノスタルジックな世界への入り口です。和紙で作られた吹き流しを渡る柔らかな風の形が不思議な星祭りを彩ります。仙台七夕独特の七つ飾りのお話等を楽しんでください。 ー本郷けい子ー

 

ジェームズ・オペさんは、イギリスから来日して35年。宮城に工房を構えて26年。日本に暮らし、日本の行事を我々よりも楽しんでくださっているようです。私たちも、オペさんが作ってくれた七夕の飾りや、短冊のように色鮮やかな器たちとともに仙台七夕をゆっくりと楽しんでみませんか? -晩翠画廊ー

 

 

「ノートルダム大聖堂」38cm×53cm
「ノートルダム大聖堂」38cm×53cm

 

私にとって、パリの街並みすべてがアートなのです。

自分の部屋へ絵を飾りたいと思っていたときに、パンパステルとの出会いがありました。デパートの屋上から撮ったエッフェル塔のスナップ写真をモチーフに、墨継ぎの上からパンパステルを塗った感触に魅せられ、夢中で描いたこともございます。

このように気の向くまま描いた作品30余点を展示いたします。

どうぞ、お気軽にご覧くださいますよう、お待ち申し上げます。 -門屋盛安-

 

 

 

 

 

8月22日〜8月27日    第4回 東北生活文化大学 生活美術学科 教員展

第4回 東北生活文化大学 生活美術学科 教員展

 

<出品者>

常 勤:北折 整・佐藤 淳一・森敏 美・瀬戸 典彦・三上 秀夫・大堀恵子・鶴巻 史子・立花 布美子・三浦 輝子

非常勤:井上 直美・近江 恵美子・及川 聡子・加美山 裕子・福田 一実・森合 暢子

副 手:溝口 ゆかり・川角 由

 

東北生活文化大学 生活美術学科の教職員による、第4回作品展を開催いたします。生活美術学科は、教職員と学生がともに研究を深め地域に根ざした活動をしております。生活に美を見出す実学の伝統を現代に生かした作品をご高覧いただければ幸いです。

- 東北生活文化大学 生活美術学科 科長 佐藤淳一 -

 

「星と雲と」F30号
「星と雲と」F30号

  

遠い日に いろんなこと あったような 気がします

今は静かに 絵を描いたりしてますが ほんの少ししか

形になれなくて それでも その日を 暮らして

行けたらと 思います -すげの でんじゅ-

 

 

 

 

 

[9月]

 

 

 

 

 

 

 

9月5日〜9月10日   「実ラセル現レル」日下育子彫刻展 ≫

「実ラセル現レル」日下育子彫刻展

 

10年前、鹿児島県知覧町で「千人針」を見ました。

深く心打たれた私は亜鉛版(トタン)を縫い留めて立体化した作品を作り始めました。これを「生命礼賛」をテーマとする石の彫刻と共に展示します。

私にとって「彫刻とは?」を考える新しい試みです。

どうぞご高覧頂けましたら幸いです。 ―日下 育子―

 

写真/Works : IKUKO KUSAKA  

Photo:TETSURO CHIHARADA 

Shooting location:SENDAI ROYAL PARK HOTEL

 

 

 

9月12日〜9月17日   第25回 河北工芸展  受賞者展

第25回 河北工芸展  受賞者展

 

<出品者>

陶芸 : 大沼明子、黌農美重子、草彅桃江、千葉ゆか、竹田俊博、小川和子

染織 : 菅原順子 人形 : 園部信子

 

 昨年の「第25回 河北工芸展」にて受賞された皆様から、選りすぐりの作品を出品していただきました。

今回は、陶磁・染織・人形の3分野でございます。

秀でた技術と研ぎ澄まされた感性で制作された作品を、どうぞお楽しみください。-晩翠画廊-

 

 

 

 

 

9月19日〜9月24日    一木窯 後藤 五木 陶展 ≫

第25回 河北工芸展  受賞者展

 

みんなでわいわい食事をすること。のんびりお茶を飲むこと。

なにげない日々の暮らしの中にあるささやかな楽しみ。柔らかな時間。

そんな時間にそっと寄り添えるような器をつくりたい。

ありったけの想いを込めて・・・・・。

- 一木窯 後藤 五木-

 

 

 

9月26日〜10月1日    WARAO BBC exhibition -community-  ≫

WARAO BBC exhibition
「アナザーコミュニティ・若い人」

エアブラシを用いたステンシルの技法を主とし、

漫画の画面構成を絵画に組み込む試みを続けている。

 

古くからある技術に、当時はなかった現代の機器や技術を取り入れることで

新しい表現に挑みながら、漫画の持つ物語を伝える要素と、絵画が持つ鑑賞者

それぞれの中から感情を引き出す要素を合わせ、意識的に鑑賞者それぞれの

内面から物語を引き出したい。

鑑賞者の視点から、私自身の思いを込めた作品を通し、そしてまた鑑賞者の中で

生まれる感情は言葉以上のコミュニケーションとなり、それぞれの中に現在を

生きた証を残していくのではないだろうか。 -WARAO BBC- 

 

 

 

 

[10月]

 

 

 

 

 

 

 

10月3日〜10月8日   浅野治志と仲間たち展 ~自由気まま~

浅野治志と仲間たち展 ~自由気まま~
浅野治志「色絵とんぼ図壺」

 

<出品者>

浅野治志、伊藤仁美、小川和子、鈴鹿進、國永満知子、中山晴代、須田聡宏 以上7名

 

今回で2回目の展覧会を開く運びとなりました。メンバーそれぞれに「自由に、気ままに、好きなように、楽しく」をテーマに制作しております。気軽にご覧いただければ幸いでございます。 ―浅野 治志―

 

浅野治志:宮城教育大学 美術教育講座 工芸(陶芸)教授、日本工芸会 正会員

 

※こちらの展示は、宮城教育大学の陶芸の講座で学んだ仲間たちによるものです。

 

 

 

 

 

10月10日〜10月15日   一関恵美 墨画展「花暦」≫

一関恵美 墨画展「花暦」
「無題」30.4cm×30.4cm

 

菊、杜鵑草、竜胆、秋桜 古今かわらぬ 日本の風雅

 

天地自然にまかせ芽生え、咲き、みのり、季節を知らせる 花暦

 

ふと足を止め、しゃがみ込み、

顔を近づけて 目にした草花を 墨で描きました。

 

モノクロームにご自身の色を重ね、想いの場所、人、懐かしむ余韻を 少しでも感じて頂ければ幸いです。

墨色のあわい時間を ご高覧頂きたくご案内申し上げます。 ― 一関 恵美 ―

むらかみゆみこ 作品展
「涼やかに軽やかに」515mm×364mm

 

収穫した野菜、頂きものの花、偶然会った風景、そして家の中の猫。

何も特別ではない、日常の身近なものに、ゆっくりと向き合って筆をとりました。

水彩、アクリル、色鉛筆、ペンで描いた作品を展示いたします。

晩翠画廊での2回目の個展となります。ご高覧いただければ幸いです。 ― むらかみ ゆみこ ―

 

 

 

 

10月24日〜10月29日   伊藤康子 書展 ≫

伊藤康子 書展
「生 いきる」450mm×450mm

「生」は、大地に根を張って伸びる

草木のかたち。

まるで、両手を広げ、

天を仰ぐ人のよう。

普段当たり前に言葉を浪費する私たち。

言葉は単なる道具ではありません。

文字は今日も傍らにいて、

何かを報せています。  ― 伊藤 康子 ―

 

 

 

 

10月31日〜11月5日   松永弘  水彩画展 ≫

松永弘 水彩画展 -光と郷愁-
「炭焼き小屋」F3号

透明水彩絵の具を重ね塗りすることで深み、

質感を出すようにしました。

少しでも皆様の心に響きますよう―――

ご来廊をお待ちしております。 ― 松永 弘 ―

 

 

 

 

 

[11月]

 

 

 

 

 

 

 

11月7日〜11月12日   渡辺雄彦  油絵近作展 ≫

渡辺雄彦  油絵近作展
「潮音」M8号

前回の「リレー展」ではしんがりを務め、

海外スケッチ旅行で取材したスケッチ作品と

油絵での風景画の展示でしたが、今回は

トップを務めることになり、静物画の近作による

個展となります。 ― 渡辺 雄彦 ―

 

 

 

 

11月14日〜11月19日     倉本信之 悠久の民 チベット巡礼 作品展 ≫

倉本信之 悠久の民 チベット巡礼 作品展
「巡礼の少女(チベット)」S15号

旅は40数年前、インドに始まりアジアやアラブ地方を気の向くまま旅しチベットにたどり着きました。

過酷な高原に暮す遊牧の民・紺碧の空の下 悠久に過ごす姿にふれ、10数年来彼らをテーマに制作を続けています。

このたび、インドにも思いをめぐらし出向いています。― 倉本 信之 ―

 

 

 

 

11月21日〜11月26日     佐々木健治 絵画展 ≫

佐々木健治 絵画展
「無題」38cm×27cm

自分の基本的な姿勢は独創性、同時代性、自己同一性を機軸とし、ぶれないことをポリシーとしております。

ミレニアム(2000年)以降の未公開作品による展示です。― 佐々木 健治 ―

 

 

 

 

11月28日~12月3日     吉田利弘 絵画展 ~水彩の可能性を求めて~

吉田利弘 絵画展 ~水彩の可能性を求めて~
「譜」F20号

初めての個展です。これまで水彩画を描き続けてきましたが、今回は従前の方法に加え、水彩絵の具の可能性を求めて様々に表現方法を試みてみました。静物画を中心とした展示となります。是非足をお運びください。― 吉田 利弘 ―

 

 

 

 

 

[12月]

 

 

 

 

 

 

 

12月5日~12月10日     Little Christmas 2017 -小さな版画展

Little Christmas -小さな版画展

2010年に始まりました「Little Christmas-小さな版画展」は、今年で7年目を迎えます。国内外で活躍する版画家49名が、クリスマスの時期に合わせて展示会を開催いたします。

初めての方もコレクションしやすいように、またクリスマスのプレゼントとしても最適なサイズ・均一価格(A4・¥7,560)になっております。この機会に、ぜひお気に入りの一枚を探してみてはいかがでしょうか。― 晩翠画廊 ―

 

 

 

 

12月12日~12月17日     志賀英二 ガラス作品展 ≫

志賀英二 ガラス作品展
「シリーズ土肌 ぐい呑」

ガラスに携わって25年。

宮城に工房を構えて13年。

この度初めて晩翠画廊で展示させていただきます。

私の作品は、「渦巻き膨らむガラスの柔らかさ」を模様やフォルムに留めて表現しています。

代表的なシリーズから最新作まで、沢山の方にご覧いただきたいと思います。― 志賀 英二 ―

 

志賀さんの作品を見ていると、ガラスの持つ魅力の奥深さに驚かされます。

ガラスを愛する志賀さんならではの世界を皆様にご紹介できることを心から嬉しく思います。ー晩翠画廊ー

 

 

 

12月19日~12月24日     沼田佳苗 絵画展~夜さんぽ~ ≫

沼田佳苗 絵画展 ~夜さんぽ~
「おさんぽ」40cm×40cm 油彩

私の知らない夜のあいだの世界、植物が育っていたり、生命がめぐっていたりしている全ての生命のつながりの風景を想像して描いています。

絵の中では、生命の象徴として赤い鳥が旅しています。それぞれの夜さんぽにご一緒してください。― 沼田 佳苗 ―

 

夜の世界をテーマに制作を続ける沼田さん。

作品に描かれた動物や植物たちから、静かで温かな、力強い生命の気配を感じていただければ幸いです。ー晩翠画廊ー


晩翠画廊

〒980-0803 仙台市青葉区国分町1丁目8-14 仙台協立第2ビル1F

TEL:022-713-6230 FAX:022-713-6252

Instagram:@bansui_garou